2018年1月21日、バンコク都内スクンビット69通りのLive Cubeで、日本の女子バンドMennokatasa Erabemasu(以下、メンカタ)が、タイ人歌手らと共にタイの恵まれない子ども達のために学資金を募るチャリティーコンサートを開催した。
Future For Childrenと銘打たれたコンサートは、会場となったLive cubeを主宰する沖縄料理屋金城とタイの日本旅行番組Tadaimaが共同で主催。コンサートの模様は、タイの音楽情報番組も取材に訪れていた。
この日司会を勤めたのは、メンカタが主題歌を提供したタイの5チャンネルで、毎週土曜日午後9時30分から放送されている日本の旅情報番組「Tadaima」の進行役兼ディレクター、コー・タナコンさん。
メンカタの2人は、今月初めからの番組放送開始に合わせて初めての来タイ。タイの大らかな雰囲気と人の優しさに感激してます。と口々に語った。この日共演したのは、タイ人歌手8人の他、バンコク在住アマチュアミュージシャンの濤川 憲紀氏も日本代表として参加した。
参加したタイ人歌手の中でも来日経験もあるゲウファー・サハペットさんは「日本の方々はとても優しくて、日本に行った時の感激は忘れられません。その皆さんが、こうしてタイの子ども達のために活動してくれることに、とても感謝しています」と話した。
メンカタは、この他に2カ所でのコンサートに参加。翌22日に「帰りたくない! また絶対に戻ってきます」と言いつつタイを離れた。
この日、寄せられた募金は8,440バーツ。全額がタイ東北部マハーサラカム県のタイNGO法人ぴっぱら奨学金へ寄付された。
【出典元 グローバルニュースアジア】
【取材/写真:そむちゃい吉田】